2010.04.22

地球がやっぱりヘン? 春が遅すぎる…。

 お天気に怒ってもしかたないですが、あまりに春が来るのが遅すぎる今日この頃。東京は、すでに桜も終わり、新緑の時期だと思いますが、裏磐梯のうちの庭は一面雪のままです。昨年は4月10日にここを訪れていますが、林の中の雪は残っていたものの、日が当たるところはほとんど溶けていて、キクザキイチゲなど春に咲く小さな花々が咲いていたのに。今年はというと、ちょっと雪が溶けた地面からはフキノトウが顔を出していましたが、その上から何度も雪が積もるという事態になっています。これからお天気がどうなっていくのか、まったく想像がつきません。

 近所の方は、「農家の人たちは、今年はダメかもといっていたよ」と話していました。ここ裏磐梯は標高800メートルあり、もちろん平地よりも春が遅い場所ではありますが、昨年と比べて3週間から1月ぐらいは雪解けが遅れるのではないかと思います。私たちも雪が溶けたら畑仕事が忙しくなるぞ~、ということで、何を植えたいかをリストアップしていたのですが、諦めなければいけない野菜も出てきそうです。

 地球の気候変動については、本当に肌で感じる今日この頃です。東北地方では昨年は雨が降り続いて梅雨明け宣言が出なかったという異常な事態となりました。そして雪が降り出すのも例年より遅いという冬の始まりでした。今か今かと芽吹きを待っている木々たちや、雪が溶けて地面が出てきたら食べるものが得られるだろう野性の動物達も、どう感じているのか心配です。

 幸い、私たちは白菜、大根、たまねぎ、ジャガイモなど、近所の方々が自給用に作られていた保存の利く野菜をたくさんいただいていたので、野菜の高騰のあおりも特になく過ごしていますが、ますます食糧自給やエネルギーのことなどを真剣に考えていかなければならないなと思う今日この頃です。それは、環境のためにも、自分達のサバイバルのためにもです。そして、身近な地域で支えあい助け合える世の中にしておかないと、本当にレジリエンスが低く、危うい世の中になってしまうなとつくづく思います。

 そういえば、今日はアースデイですね。イベントのある時だけでなく、自分は地球の一部として当たり前に生活できるような世の中に、早くなっていくといいなと思います。

 ちょっと、どんよりする話題でしたが、最後にちょっと、最近の面白い出来事を紹介したいと思います。なんと、この春から、地元のテレビ局から、裏磐梯の自然とともに、私たちのパーマカルチャーな暮らしの様子の取材を受けることになり、4月から放送がスタートしました。題して「森の便り」。このブログのタイトルに似てますね(私がつけたんじゃないですよ~)。

テレビユー福島『グーテン』

 そこでは、うちの二匹のにゃんこ姉妹が人気になっています。収録時に雪の中を撮影スタッフについて歩いている猫達が、初回のオンエアーで紹介され、それがとてもインパクトがあったらしく、毎回の出演依頼となりました(笑)。ディレクターさんから連絡が来ると必ず最後に「わさびちゃんとくるみちゃんはどうしてますか?」と聞かれます。撮影時には、今のところちゃんと愛想を振りまいてくれる可愛いヤツらですが、これから雪が溶けたら野生児となり、昼間は外で遊びっぱなしになるのではと思います。

それにしても、早く雪が溶けてくれないかなぁ。

 

Comments

今年の天候は、本当におかしなことになっていますね。
昨日、偶然、県内の様子を映したニュースを見ましたが「桜に雪が降り積もる」という見たことのない光景に驚いてしまいました・・・;

そして。
グーテンに出演されているとは!実家の母にビデオを撮ってもらおうかなー(^^) わさびちゃんとくるみちゃんはどこにいっても人気者ですね♪ 一日も早く野生児に変身できるよう(笑)早く雪が溶けて、磐梯山周辺の4月らしい風景になるといいですね。

>konasuさん
こんばんは!
ホントに植物達も驚いてるだろうなと思います。
福島にご実家があるのですね。では、是非ビデオで見てください。毎回、裏磐梯の風景も紹介されるんですよ。
わさびはだんだん、春仕様のスリムな体になってきました。くるみは・・・。

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