ニュース&トピックス

ニュース&トピックス

新たな間伐促進の仕組みとして、2005年12月に環境NPOオフィス町内会と岩手県岩泉町とがスタートさせた「森の町内会」。森と企業を結びつけることによって間伐の実施から間伐材の"紙利用"までをつなぐ、その活動が評価され、2009年3月11日、林野庁長官賞を受賞しました(第3回山村力(やまぢから)コンクール、主催:(財)都市農山漁村交流活性化機構、後援:林野庁)。

受賞対象は、『「森の町内会−間伐に寄与した紙」の使用を通じた、企業群による間伐促進の新たな取り組み』。間伐サポーター企業の環境貢献活動として、高い評価を獲得しました。審査委員長である作家の立松和平氏の講評には、「林野庁長官賞の環境NPOオフィス町内会は、たくさんの企業の協力のもと、間伐に寄与した紙を消費することにより、間伐を促進して健全な森をつくろうという、壮大な試みである。その紙は10パーセント割高になるが、都市が森づくりの費用を負担するという構造が、社会の新しいモデルを提示している。企業と森とを結ぶのが、NPOに集まった市民だということが素晴らしい。この成功例がどんどん広がり、全国的規模になっていけば、日本の森林はたちまち再生するであろう。この「町内会」の思いは大きくして深い。」とあります。


chonaikai.gif
※間伐に寄与した紙をつかった印刷物に掲載することができるロゴマーク


これまでにも「森の町内会」は、さまざまなメディアに取り上げられて注目を集め、2007年にはグリーン購入大賞を受賞(主催・グリーン購入ネットワーク、後援:環境省・経済産業省)。林野庁主催の意見交換会をはじめ行政との連携も強く、社会的評価を確立して来ました。今回の受賞について森の町内会は、「ひとえに、間伐サポーター企業71社と間伐実施パートナー岩泉町の皆さまの相互信頼と協働の賜です。喜びをわかち合いたいと思います。」と、喜びと感謝の意を表明しています。

岩手県岩泉町で伐り出されたアカマツの間伐材が、青森県八戸市の製紙工場で印刷用紙になり、東京に輸送され、間伐サポーター企業の印刷物として使われる......。森の仕事と間伐サポーター企業を結びつけた仕組みが、健やかな森を未来につなぐチカラになる。森の町内会、私たちも応援していきたいですね。


Cyberforest for Environmental Education (CF4EE)
信州大学志賀自然教育園ライブ音 #otanomo
University of Tokyo Cyberforest CC-BY-SA 4.0