ニュース&トピックス

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能登半島おらっちゃの里山里海さんより植林イベントの案内が届きました。
今回植林したクロマツの一部を祭りに使用し、地域の手でクロマツ林を育てていく予定となっているそうです。
当日参加も可能、たくさんの方にご参加いただきたいとのことです。お近くの方はぜひ!

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鉢ヶ崎のクロマツ植林2014

3月9日(日)午前10時より、珠洲市の鉢ヶ崎海岸にてクロマツの植林を実施いたします。

主催:NPO 法人能登半島おらっちゃの里山里海 共催:蛸島青年団、蛸島小学校
日 時 : 平成25年3月9日(日)午前10時から12時
場 所 : 珠洲鉢ヶ崎海岸(珠洲焼き資料館裏)
集 合 : 鉢ヶ崎海岸の駐車場
参加費:無料
・事前に申し込みしていただくと珠洲市の自然共生ポイントを進呈いたします。
・当日参加も可能です。

詳細はこちら。
http://www.satoyama-satoumi.com/satoyama_blog/kinoko/archives/2014/02/2014.html

<<活動の趣旨>>

今回の植林活動は、珠洲の最も特徴ある伝統文化であり、地域の多くの方が関わる行事であるキリコ祭りにちなんだ活動です。
キリコには、笹や松など地域の植物が必ず飾られています。珠洲市蛸島町では、町内から16本ものキリコが出され、珠洲でも豪華で勇壮なお祭りとして有名です。蛸島のキリコには男松(クロマツ)を2本飾るのがしきたりだそうです。蛸島町の鉢ヶ崎海岸は、海水浴場として有名ですが、クロマツ林もとても美しく、魚付き保安林として管理もされています。
しかし、松枯れ病で年々古いクロマツは枯れていっています。キリコに飾る若い松も最近町内で手に入りにくくなっており、若いマツを育てる必要ができてきました。

そこで昨年、NPOおらっちゃと蛸島青年団が協力し、祭礼用男松植樹プロジェクトとして、鉢ヶ崎の海岸にクロマツの植林を行いました。
今年も200本のクロマツを植林し、植林したクロマツの一部を祭りに使用し、地域の手でクロマツ林を育てていく予定です。
地域の伝統文化と里山里海の保全を両立させた活動を作り、若い世代が能登の里山里海を引き継いでいく。
これこそ世界に誇る農業遺産と言えるのではないでしょうか。

この植林イベントに、多くの方にご参加いただきたいと考えています。
参加ご希望の方は、下記連絡先までご連絡下さい。

NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海
〒927-1462
石川県珠洲市三崎町小泊33-7
TEL/FAX 0768-88-2528
メール: info@satoyama-satoumi.com 
本事業は独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて実施しています。