iPhoneという先端情報端末とヒノキという自然素材との組み合わせ。その位置づけを、ユーザーのためのドックとしての機能ではなく、毎日酷使されるiPhoneがどうやったら心地良く存在できるか？という視点で作られたスタンドだそう。横になったり、寝転がったり、時にはきちんと座ってみたり。人間の座る椅子と同じような機能を持った、iPhoneが休憩できる椅子のデザインとなっています。

また、このスタンドは、いろんな置き方が可能です。お気に入りの置き方を見つけてみてください。
【例】
iPhone3：81°
iPhone4：74°
iPhone4+Bumper：78°（Air jacket着装時：76°）で立つようにデザインされています。※USBケーブルをつけたままでの取り扱いが容易となっています。

サンプルさんは「少しいいことをして作るプロダクト」の集まり。「少しいいこと」は、たとえば廃棄されてしまう素材を使ったり、寄付をしたり、または廃業すると伝統が途絶えてしまうような工場に安定的に仕事を出すこと等々。デザインの仕事を続けるなか、変わって欲しいと思うところに少し手間をかけて物づくりをされているそうです。製作されたiPad／iPhone用の製品は、集成材材料にする場合の1.2倍程度の値段で買い取られた除伐材と曲がった元玉で作られているとのこと。

■サイズ：W60×D136×H70mm
■デザイン：Katsushi Nagumo
■対応機種：iPhone3（ケース未装着）、iPhone4（Bumper, Air jacket 装着可）
■材：四万十ヒノキ（無塗装）