日本の森と暮らしと心をつなぐ。
そこに関わる人と人をつなぐ。
私の森.jpは、森の情報支援サイトです。
ご存知のように、日本の国土の7割は森林です。私たちの文明は「森」から水と空気、食糧に住居など、生きるために必要なほぼ全てをいただいてきました。「森」はまさにライフラインそのものであり、わたしたちの文明を支える基盤です。けれどもこの半世紀のあいだ、石油由来製品に囲まれた私たちの「暮らしとこころ」が、少しずつ森から離れていき、そしてその代わりに林産業の衰退による人工林の荒廃や、山村の過疎化、水資源や生物多様性の劣化など、各種の問題が報告されるようになりました。それらは、「森と人との良いつながり」が途切れてしまうことで起きていると考えます。
日本各地の美しい森からその豊かさが少しずつ損なわれていくことを見過ごさず、様々な角度からこれらの問題に取り組んでいる活動団体や企業も数多くあります。私の森.jp編集部へは、こうした団体のみなさんから、情報発信に関する悩みや協力依頼が届きます。また一方で、一般生活者からも「TVなどマスメディアから得られる森の情報はイメージが先行して、具体的な関わり方がわからない」といった声が聞こえます。
私の森.jpは、山と街をつなぎ、日本の森に関する情報発信・啓発の課題を支援することを目的として始まった、編集ボランティア活動です。
今日、森のことを考えましたか?
人間よりも長い時間を生きている森は、多くのいのちと、それらが生きる時間をつむぐ情報と資源の宝庫です。そして、そんな森と共にある日々こそ、古くて新しい21世紀の暮らし方なのだと、私たちは思います。
「私の森.jp」という名称には、日本の森が抱える問題を「私(わたくし)」に引き寄せて身近に感じたい。そして、私たちのように街で暮らす一人ひとりが「あそこは私の森」とココロに決めた「行きつけの森」を見つけて欲しいという願いがこめられています。
このサイトは2008年3月に枝廣淳子さんの呼びかけに応えて立ち上がった、森の情報ポータルサイトです。2011年よりは有限会社グラム・デザインと、森への想いを共にするクリエイター仲間のボランティア・ワークによって、運営されています。
[ 編集長 ] 赤池 円(あかいけ まどか)
クリエイティブ・ディレクター(有限会社グラム・デザイン 代表)
NPO法人 森づくりフォーラム 理事
2008年、枝廣 淳子さんの呼びかけに応えて「私の森.jp」を立ち上げ、以来編集長を務める。しだいに森への想いがつのり、2011年からは事務局とも引き継いで自主運営へ。プロボノ仲間とグラム・デザインに支えられ現在に至る。
本業はウェブサイトの企画・制作。主に企業サイトの制作・運営を手がけながら、環境・森林・教育分野で活動する事業のサイト制作・広報活動を支援している。
2016年より "森を祝う「みんなの夏至祭」"を開催。山と街をつなぎ、室内で行う森林浴の魅力を広めるべく、少しずつ普及宣伝活動を拡大中。
[ 運営事務局・編集部 STAFF ]
小森 洋昌・森居 由利子・杉田 直子・斉藤 貴志(グラム・デザイン)
高階 經啓・大和田 瑞穂(LENZ)
上田 亜記子 他
枝廣 淳子(えだひろじゅんこ)
大学院大学至善館教授、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、CSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動き、新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を伝え、変化の担い手を育む。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 街づくり・持続可能性委員会委員、経済産業大臣主催 エネルギー情勢懇談会メンバー。
主な著訳書に、『不都合な真実』『レジリエンスとは何か-何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』『世界はシステムで動く』『朝2時起きで,なんでもできる!』『不都合な真実2』『地元経済を創りなおす-分析・診断・対策』ほか多数。
〒153-0043
東京都目黒区東山3-9-2 ISOLA #A
有限会社グラム・デザイン 私の森.jp運営事務局
03-5768-8040
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