鳥取県智頭町は、秋田・吉野などとともに杉の名産地として知られています。
智頭の杉林では、彼岸過ぎ頃に樹齢80年を超えた「八十年杉」が伐採されます。そして、山中で二ヶ月から三ヶ月の葉枯らしと呼ばれる工程を経て、熟成された赤味の強い智頭杉となっていきます。智頭杉は、冬期雪の重さに耐え抜いた年輪の緻密さが古くから知られており、日本建築の中で重要な地位を占めてきているそうです。
この智頭杉を利用して制作されたブラインドです。

金属性のブラインドに比べ断熱効果は抜群で、冬には蓄熱と断熱による暖房効果を生み出し、夏には優しく光を遮る調湿効果があります。カラーも豊富で、塗料はやさしい自然系塗料が使用されています。

このブラインドは、音楽ホールなどでも使用されているそうですよ。

型式は今回ご紹介した横型ブラインド・ギア式以外に「縦型ブラインド」・「横型ブラインド　クラシック式」があります。