若いときの樹皮がサクラに似ているので、サクラの名がついていますが、カバ科の木です。しかも、かなり山奥に育つ木です。とても堅い木で、家具の良材です。昔、樵（きこり）は斧を振るって一日の仕事を終えるとミズメザクラの樹皮を疲れた体に貼ったと言い伝えられています。確かにこの精油には湿布薬に含まれるサリチル酸メチルが含まれています。

【ご注意】サリチル酸メチルを高濃度含むものはアスピリンと同じ体内代謝をするので、アスピリンアレルギーの人には使用しないでください。刺激の強い芳香成分のため、妊産婦は使用しないでください。また、皮膚塗布する場合を希釈濃度を通常より低くし、特に敏感肌の人は気をつけてください。（要パッチテスト）

■科・属／学名 カバノキ科カバノキ属 / Betula grossa
■採集 野生
■抽出部位 枝葉
■蒸留法 水蒸気蒸留法
■主な芳香成分 サリチル酸メチル

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日本産精油（エッセンシャルオイル）「結馨　ゆいか」シリーズ。
「結」とは、人と人のつながりや暮らしに役立つ、地域の相互扶助の意味。そして、森林資源の有効活用「木の循環」を物語る言葉。「馨」という字に含まれた「声」という文字は、日本で香りを「聞く」伝統文化が存在したことに由来。香りで世界を結び、心を癒す、人間性の回復を実現する願いも込められた名称だそうです。
アロマというと西洋というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、飛騨の山々からの樹木で育った、古くは江戸時代の日本で生活する私たちの生活に寄り添う馴染みある香りがyuicaです。
精油は、植物の葉・樹皮・樹脂などから抽出した揮発性の100%天然成分。濃縮されていますので使用方法にいくつか注意事項がありますが、自然の香りを取り入れることで日々の生活に幅が広げることができます。