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ナマケモノのいる森で

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ナマケモノのいる森で

著者など:アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー(しかけ)、
ソフィー・ストラディ(著)、松田 素子(翻訳)
出版社:アノニマ・スタジオ
価格:定価 2,376円(2,200円+税)

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ナマケモノのいる森で
 

ずっと大切に、傍に置いておきたくなる絵本

表紙はもちろん、ページを開いた瞬間から、
イラストがかわいい!
ポップアップがかわいい!
ページいっぱいの緑色がきれい!

そして、主人公のナマケモノ。
うーん。どこにいるの?いないじゃないの?!
あ、こんなところにボンヤリぶら下がっている(笑)!

こちらに迫ってくるような森の木々や、
さえずりが聞こえてきそうな色とりどりの鳥たち。
脳内のマイナスイオンを全開に、次のページを開くと
真っ赤なショベルカーが現れ、何やら不穏な動き。

土地開発業者たちによる森林破壊が行われ、
ページをめくるごとに、緑色の面積が減っていき、
動物もいなくなり、やがてページは真っ白に・・・。

なんだか、これはどこかで聞いたことのある話に似ている。
このところニュースで耳にする里山荒廃と熊被害のことや
ツキノワグマ、ニホンカワウソ絶滅種指定のこととか。

物悲しくなって、次のページを開くと、
ひとりのヒトがやってきて、何もない大地の前で一言こう言います。
「ここに 森が あったらなぁ・・・」

ここから先の展開をここでお伝えしたくて
口がモゴモゴ動いて仕方ないですが、言いません。
どうか、本を開いて実際にご覧になってください。

人の森を想う気持ちと、ほんの少しの行動が
とても素敵な結果を作り出す力になるのだという
力強いメッセージが込められた本です。

(編集部:もりい)

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