ニュース&トピックス

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シマフクロウという鳥をご存知でしょうか?
現在「絶滅危惧IA類(CR)」-レッドデータブック-に指定 されているシマフクロウ[学名:Ketupa blakistoni]は、北海道および北方領土に生息する稀少な絶滅危惧種です。
フクロウ科の中でも最大級のフクロウとされ、全長約70cm、翼をひらくと170cm-180cmにもなります。身体が大きいため、広葉樹の巨木に巣を作りますが、近年の森林伐採による営巣木の減少等により、著しく個体数を減らしていると指摘されています。

絶滅危惧種の「シマフクロウ」が生息する森を復元することで、
生物多様性保全+希少種の保護+地球温暖化対策の3つに貢献したい。 

財団法人日本野鳥の会が着手したこのプロジェクトは、北海道根室市の「日本野鳥の会 渡邊野鳥保護区ソウサンベツ」(面積:368ha)において、広葉樹の植樹・維持管理を行って原生的自然環境を復元することにより、生物多様性と植樹による森林炭素吸収、カーボンオフセットを実現しようとするものです。

本事業では、まず、ミズナラ、ハルニレ、ヤチダモ等の広葉樹3~5年生幼樹を1,000m2あたり約500本の植樹率で植樹。その後5年間は、活着がうまくいき、ササに覆われたりシカに食べられることがないよう管理作業を実施します。既に設立65年の歴史ある日本野鳥の会ですが、この会が存続し大きな方針転換がない限り、100年先を見据えて永続的にこの森の維持管理を行います。また、環境プランニング学会が環境影響評価やリスク評価等の総合的評価支援を行うことにより、QA/QCの向上に努めます。(第三者認定)

ミズナラ、ハルニレ、ヤチダモ等の天然林広葉樹では、一般に年間約5t/haのCO2を吸収するため、当事業地の1,375m2では60年生の広葉樹で約36t、CO2の炭素吸収(固定)が見込まれると言います。また、植樹後約10年で小鳥のアオジが巣をかけ、50年後にはネズミやリスなども生息し、エゾフクロウが狩り場として使う。そして、100年が過ぎる頃には、樹木は50cm位の太さに育ち、シマフクロウが生息するようになるのだとのこと。

100年後の豊かな森を今からはじめるこのプロジェクト。企業、団体、個人の協賛を募集しています。

◆詳しくはこちらをご覧ください。
日本野鳥の会「シマフクロウの森を育てよう!」プロジェクト