2010.03.06

薬草セルフケア

昨日、打ち合わせにいらした方が、とても美味しいロールケーキを持ってきてくださいました。賞味期限が短いということを口実に、だんなさんと、2日間でぺろりと食べてしまいました。それで、ちょっと胃もたれ気味。さっそく、クローブ4個ほど、フェンネル一つまみ、シナモンをちょっと砕いて、ペパーミントを混ぜて、スパイス茶を作りました。飲んだらあっというまに、胃がすっきり。植物の力、やはり優れものです。

そんな感じで、うちでは、ちょっと不調の時には、日本の薬草も西洋ハーブも『薬箱』代わりとなっています。薬草は採取時期に採って乾燥させるか、ホワイトリカーなどにつけておきます。そして、必要な時にブレンドして飲むような感じですね。だいたい、胃腸の調子が悪い時、寒気がして風邪をひきそうな時などに活躍します。

お茶は、日常的に使えるように土鍋などで焙煎し、香ばしく飲みやすい状態につくっておくものもあります。たとえば、先日は、クマザサ、びわの葉、桑の葉を焙煎し、友達からもらった麻の実の粉も焙煎していれてみたら、甘みのある美味しいお茶になりました。

飲み物以外にも、化粧水やクリーム、軟膏なども自分でつくります。これは、アロマテラピーで使う精油を利用すると簡単にできます。冬は、乾燥するので、蜜蝋と植物油を混ぜて、そこにラベンダーやゼラニウムなどの精油をたらした蜜蝋クリームを作っておくと、手のカサつき、かかとにも使えて便利です。リップクリームにも使うことができます。

春になり花が咲き出すと、花の酵母を使った化粧水も作ることができるので、これからの季節、たくさんの楽しみがあります。5月からは年間を通して、裏磐梯の植物達を使った薬草の講座をするので、興味のある方はホームページ見てください。是非、一緒にいろいろつくりに来てくださいね!

なかなか、忙しいとつくる余裕もなくなってしまいますが、この場所のようにあまりお店がないと、逆につくらざるを得なくなります(笑)。でも、自然の恵みで自分の生活に必要なものがつくれるのだなという実感を感じられて、とても満足感があります。

今、蜜蝋は相模湖に住んでいた時のお隣の方が飼っていた、日本ミツバチの蜜蝋を使っています。いつか自分でも蜂を飼って、蜜蝋を採ることができたらいいなと思います。もちろん蜂蜜もね!

 

Comments

フェンネルにはそういう効き目があるんですね。さすが魔女だ。1つ学びました。

スパイスに使うものは、だいたい胃腸を整える効果があるといわれています。
フェンネルは、よくインドカレー屋さんのレジとかにおいてありますよね。

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