ニュース&トピックス

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昨年の前登志夫先生の講演会に続いて、
豊富な知識や経験、また優れた表現の術をもつ講師の目から
川上村の資源である、山や森林(もり)、林業などを
とらえていただき、あらためて発信していこうとする目的です。

川上村内ではなく、アクセスがよいところで
少しでも多くの人々に参加していただけるよう
橿原市内を会場としています。

今回は、「森林環境教育のフィールド」という観点で、
吉野川源流部にある川上村の森林
また、吉野林業の発祥の地である森林を
考えてみたいと思います。

基調講演の講師、田中淳夫氏は、1959年大阪生まれ。
静岡大学農学部林学科卒業、出版社、新聞社勤務を経て
現在はフリージャーナリスト。奈良県生駒市在住。
『「森を守れ」が森を殺す』『だれが日本の「森」を殺すのか』
(いずれも洋泉社) 『森林からのニッポン再生』(平凡社)
など森林、林業、山村問題をテーマに著書多数。

2007年発刊の『割り箸はもったいない?』(ちくま新書)では
割り箸が林業や森林とどんな関係を構築しているのかを
明快に説いています。

吉野地域を主なフィールドに取材を積み重ねており
林業、林産業の森として、今どうあるべきか。
また、そこが教育の場所として光があたり始めた昨今において
地域は何をするべきか・・
などについてお話をいただきたいと思います。

特に「森林放談」と題した、田中氏と
当館館長 辻谷達雄との 司会やコーディネータ抜きでの
直接対決!? は必見です。

2人は1988年発刊の辻谷の著書「山は学校だった」を機に出会いました。
何度も何度も、山に足を運び、林業や山での暮らしも体験、
いわば辻谷との出会いが、田中氏の礎の一部を築いているとのこと。
10年の時を経て、ふたたび森へのおもいを重ねあわせたところに
見えているものは何なのでしょうか。

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“水源地の村”からの提言「地域をいかす環境教育とは」

●開催日時:2008年 8月 27日 (水)(開場13:00) 13:30~16:30

●開催場所:奈良県橿原市商工経済会館 7階大ホール
        (近鉄橿原神宮前駅 東口より徒歩1分)

●参加費:無料(事前お申込みが必要)

●内 容

○基調講演
「吉野林業は 学びの“びっくり箱”」
田中 淳夫 (森林ジャーナリスト)
http://homepage2.nifty.com/tankenka/chosha.html

○森林放談
「森林(もり)の地域から伝えるべきこと」
田中淳夫 × 辻谷達雄(森と水の源流館館長)

○体験報告
「川上村と森林環境教育」
・橿原市立白橿北小学校 から
・和歌山市立教育研究所 から

○チラシ(当館ホームページ内)
http://www.genryuu.or.jp/pdf/080827.pdf

○お申込み お問い合わせ
森と水の源流館まで(9:00~17:00 水曜休館)
お名前、参加人数、ご連絡先をお知らせください。

お電話 0746-52-0888
FAX   0746-52-0388
e-mail morimizu@genryuu.or.jp


●実施体制
社団法人 近畿建設協会 支援シンポジウム
・主催 
森と水の源流館(財団法人 吉野川紀の川源流物語)
・後援
国土交通省近畿地方整備局紀の川ダム統合管理事務所
奈良県教育委員会
環境省 きんき環境館(近畿環境パートナーシップオフィス)
吉野川紀の川流域協議会
奈良県川上村
川上村教育委員会
・協力
NPO奈良21世紀フォーラム
「奈良 山と森林の月間」協賛イベント