富士山環境交流プラザさんから、展示とワークショップのご案内が届きました。
富士山麓の鹿被害の現状や森の活用を学ぶ場となっています。
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富士山環境展3 富士山の生物多様性への提案
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鹿の個体数増加にともない、全国で増える農林業被害。
静岡県内でも鳥獣被害対策として駆除が進められていますが、
捕獲された鹿が活用されることなく廃棄されてしまうことが少なくありません。特に皮や骨は、ほぼ活用されていないのが現状です。
『富士山環境展3』では、
インタープリターと造形家による富士山麓の現状解説と活用の提案、鹿の捕獲と森の活用、命をいただくことから、使われていない素材の活用をテーマに、
17名の作家たちが鹿の骨や皮などを用いて、それぞれのアプローチで制作した作品を展示します。
【開催期間】 2016年2月27日(土)~3月13日(日)
【場所】
富士宮市富士山環境交流プラザ 9時~17時 火曜休館
静岡県富士宮市粟倉1618-9
TEL/FAX 0544―59―0050
【出展作家】
あしざわまさひと / 石井秀史 / 伊藤千史 / 宇佐美和彦 / 木内正貴 / 木下琢朗 / 愚乱児 / 白砂勝敏
銭谷均 / 十時孝好 / ナガタトシヒロ / マンタム / 水島圭子 / 野網克美 / 井戸直樹 / 小野比呂志 / 遠藤和帆
【主催】 富士山環境展実行委員会 (代表染織工房豆 遠藤和帆
【協力】 富士山鹿協同組合 / グランジ工房 / レストランKAWASAKI
【共催】 森のたね / 染織工房豆
【後援】 富士宮市 / アトリエパセリ
【富士山環境交流プラザ主催ワークショップ】
(1)3月5日(土) 10:00~12:00
『骨を染める~富士山の鹿骨でカード立て&ペン立てづくり~』
内容:水の上に染料を浮かべ、鹿の骨をマーブル状に染めます。
会場:富士山環境交流プラザ 工作室
料金:1500円
定員:10名
持ち物:汚れても良い服装
申込み:富士山環境交流プラザに電話予約(0544‐59‐0050)*3月3日締切り
(2)3月13日(日) 9:00~16:00
『富士山の鹿皮と富士ヒノキの間伐材で太鼓づくり』
内容:太鼓職人の指導のもと、ヒノキの間伐材を太鼓の胴にもちい、
そこに鹿皮をはって、存在感のある本格的な太鼓を作ります。
*打面約20cm、高さ30~50cm(お好みの高さで制作可能)
料金:10000円
定員:10名
持ち物:軍手、木工用小刀、はさみ、汚れても良い服装、あれば金づち、遊び心
申込み:富士山環境交流プラザに電話予約
*3月10日締切り
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--富士山環境展実行委員会より--
これまで富士山環境展は鹿の活用が主立っておりましたが、
前回より鹿以外にも間伐材や被害にあった材などの活用も視野に入れており、
「活用による維持」することへの提言をしていこうと考えます。
人間社会はいま、有り余っている素材を使わない、アンダーユースと、
一部の資源を使いすぎる、オーバーユース。
ローカルな資源を活用せず、見知らぬ土地のグローバルな資源を使う、偏った資源の利用をしています。
このような資源の活用を見直し、富士山麓の資源の多様性を知ることで、
より資源の活用が行われ森の循環がすすむことを期待しています。
インタープリターとクリエイターによる、環境保護と活用。
これからの人と自然環境との関わりを理解し、自身とあらゆる他者への畏怖、命のめぐり、存在の意義などについて、考え始めるきっかけとなる企画展です。
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■参照 リンクURL
https://www.facebook.com/pages/富士山環境展2/340236546182109
http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/citizen/iiosmo0000002rfr.html
富士山環境展3
■ イベントに関する問合せ先
富士山環境交流プラザ
静岡県富士宮市粟倉1618-9
TEL: 0544―59‐0050
Email: fkk_plaza@city.fujinomiya.lg.jp