私の森.jpでも以前から応援している、聞き書き甲子園と、そのOBらによる「被災地の聞き書き101」。これら活動の主宰者「共存の森ネットワーク」が、大槌町吉里吉里地区へのボランティア・ツアー参加者を募集しています!ぜひご参加ください。
吉里吉里の方々の自主自立の精神に触れるだけでも、心に残るものがあります。興味を持たれた方は、サイトや動画などを詳しくご覧ください。当時の様子や復興への想いが伝わってきます。
※吉里吉里地区の震災後の活動は、「ポスト3.11」でもご紹介してきました。
詳しくは、一番下のリンクよりご覧ください。
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森と海・暮らしの復興
大槌町吉里吉里地区ボランティア・ツアー
参加者募集のお知らせ
開催日■2012年9月28日(金)-30日(日)
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岩手県大槌町吉里吉里地区。
井上ひさしの小説「吉里吉里人」の舞台ともなった当地区は、三陸海岸の豊かな自然に恵まれ、ワカメや牡蠣、ホタテの養殖などが盛んに行われてきました。
東日本大震災による津波は、当地区にも甚大な被害をもたらしましたが、その直後に住民は一致団結し、災害対策本部を設置。道路のがれきを自ら撤去し、避難所では女性たちが炊き出しを行うなど、コミュニティの強い結束した姿は、まさに「吉里吉里人」の自主自立の精神を彷彿とさせる光景でした。
「吉里吉里は隣近所もみんな親戚みたいなもの」
「自分たちのことは自分たちでやる」
「やっぱり漁師は元気ないとね」
そんな吉里吉里の地で学ぶことはいっぱいあります。
ぜひあなたも、「吉里吉里人」に会いにいきませんか。
一緒にボランティア活動し、汗を流しながら、地域の未来を語り合いましょう。
○日時 2012年9月28日(金・夜)〜30日(日)
○スケジュール
▼9月28日(金)
バスで移動
(21:00横浜発→22:00東京駅経由→岩手県大槌町)
▼9月29日(土)
8:00 大槌町吉里吉里地区公民館到着
9:00 オリエンテーション
10:00 吉里吉里ミニツアー開催
(オリジナルマップを片手に町内を散策)
<昼食>
13:00 地区の皆さんとボランティア活動
(町内会の掲示板設置、草刈り、花壇作り等)
<夕食>
19:30 聞こう、語ろう「震災の記憶」(地区の方にお話を伺います)
<就寝>
▼9月30日(日)
9:00 復興朝市開催
(伝統芸能の披露の他、地区の海産物等を販売します)
11:00 バスで移動
(昼食はお弁当を配布します)
<解散>(21:00頃東京駅、22:00頃横浜駅)
○参加費
※宿泊先によって異なります(お部屋は相部屋となります)
【1】民宿 8,000円(定員60名 夕食・朝食付)
【2】浪板地区交流センター 5,000円
(定員20名 布団あり。参加者で協力しながら自炊)
【3】大槌町きらりベース 3,000円
(定員30名 ボランティア施設のため、宿泊代は無料。寝袋持参)
○お申し込み方法
共存の森ネットワークのホームページよりお申し込みください。
https://www.mmjp.or.jp/ssl.kyouzon.org/form05.html
○申込締切
2012年9月17日(月・祭日)
※定員になり次第、締切させていただきます。
○プログラム主催
企 画: NPO法人共存の森ネットワーク
旅行主催:神田交通(株)神田ツーリスト
協 力:かながわ東日本大震災ボランティアステーション
特別支援:株式会社ファミリーマート
○備考
※このボランティアツアーチラシはこちらからご覧いただけます。
https://www.mmjp.or.jp/ssl.kyouzon.org/kirikiri.pdf
※参加者は必ず近隣の社会福祉協議会で、平成24年度ボランティア活動保険
(天災タイプ)にご加入下さい。
○プログラム背景
NPO法人共存の森ネットワークでは、東日本大震災直後から、被災した地域の人々の震災以前の暮らしや営み、これからの復興への想いを聞き書きし、文章にまとめる「被災地の聞き書き101」プロジェクトを公益財団法人東京財団と協働で行ってきました。
そこで出会った50人以上の地域の方々を中心に、より継続的な支援活動を行う一環として本企画を実施します。
▽関連情報
■被災地の聞き書き101
(東京財団と協働で実施した「聞き書き」作品をご覧いただけます)
http://kikigaki101.tokyofoundation.org/
■暮らしの復興に向かって
(国連大学高等研究所及び環境省と協働で製作した同地区のビデオ映像)
http://satoyama-initiative.org/video/case_studies
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