平成25年伊勢神宮で「式年遷宮」という行事が行われます。20年に一度、1300年以上も続くこの日本の伝統行事には、精神と技術を「受け継ぐこと」の意味、ヒトは「生きている時間」だけでなく、「現代と未来をつなぐ役割」も担っているという古の人々からのメッセージが込められているのではないでしょうか。
ご遷宮を1300年以上も続けてきた日本人の心を知ることで、新しい時代を生きるヒントになれば幸いです。
今回の「御杣始祭(みそまはじめさい)」で御料木を「三ッ紐切り」という古作法で切り倒す大役を果たされた杣棟梁と、20年後にその棟梁を受け継ぐことになる40代の杣夫を長野県上松町からお招きして、御杣始祭の映像を見ながら、作家・塩野米松氏がお話を伺います。
*御杣始祭とは…御杣山(みそまやま)で伐採作業を始めるにあたり、まず御神体をお納めする「御樋代(みひしろ)」の御料材を伐採する祭儀。皇大神宮・豊受大神宮の御料木が立つ祭場で安全を祈願し、御料木を「三ッ紐切り」という古作法で切り倒します。
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「彩.選.単フォーラム はじめてのご遷宮Vol.8 -受け継がれる心-」
●開催日時:2008年11月28日(金)
午後6時30分開場 午後7時~8時30分
●開催場所: 東京大神宮「マツヤサロン」 (地図はこちら)
●参加費:1000円 (税込/お茶と赤福餅付) 完全予約制
●申し込み:11月4日(火)10時より受け付け開始
●主 催:NPOちんじゅの森 (URL:http://www.chinju-no-mori.or.jp/)
●問い合せ・申し込み先:
東京大神宮社務所
〒102-0071
東京都千代田区富士見2-4-1
TEL:03-3262-3566