”森の聞き書き甲子園”で知られる共存の森ネットワークが、今年も「森の名手・名人フォーラム」を開催します。
第3回となる今回は、古くから造林が行われ、日本有数の林業地帯である奈良県吉野の地が舞台。吉野の自然風土と人の力によって生み出された吉野杉・吉野桧は銘木として知られています。
3日間、吉野林業や山村の暮らしを肌で感じながら、「森の名手・名人」や先進的な取り組みを行う林業家、製材業に携わる方々などにお話をお聞きし、これからの林業や山村の在り方について、参加者みんなで考えていく素敵なプログラムとなっています。
ぜひ奈良県吉野から、日本の森の未来に想いを馳せてみませんか?
<森の名手・名人とは>
きこりやマタギ、木地師、茅葺職人など、森とともに生き、先人から受け継がれた知恵や技をもってその職業をきわめ、他の模範となるような方々を、毎年(社)国土緑化推進機構が「森の名手・名人」として認定しています。
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第3回 森の名手・名人フォーラム
~吉野から日本の未来の森を想う~
●日 時:2009年11月21日(土)~23日(月・祝)
●場 所:川上総合センター やまぶきホール(奈良県吉野郡川上村大字迫590-1)他
●定 員:80名(先着順)
●参加費:25,000円
※初日のシンポジウムは一般公開で行います。
(参加費無料・お申込み不要)
●締 切:10月23日(金)
●プログラム:
○11月21日(土)
須藤護氏(龍谷大学国際文化学部教授)による基調講演「吉野の暮らしと林業 ~今、昔~」のほか、
速水亨氏(速水林業代表)、岡橋清元氏(清光林業代表取締役)らによるパネルディスカッションを行います。また夜には参加者や地元の方の交流会を開催します。
○11月22日(日)
者が三コースに分かれ、地元の方々にご案内いただきながら、現場をフィールドワークします。終了後は、意見交換やまとめを行います。
「吉野材の活用を知る」コース:や樽丸、割箸の製作現場など吉野材の利用について昔の知恵と現代の工夫から学びます。
「林業のこれからを考える」コース:岡橋清元氏の作業道現場や天然磨き丸太の林業地、木材市場など吉野林業の今を学びます。
「山村の暮らしを学ぶ」コース:古くは木地師の里であった川上村の高原集落。地元の方と集落を歩きながら、山の暮らしについて学びます。
○11月23日(月・祝)
各コースごとにフィールドワークの成果や参加者の意見などを発表し、参加者で共有します。
●問合せ・申込み:
NPO法人共存森ネットワーク(担当/田代)
〒162-0065 東京都新宿区住吉町1-20 角張ビル4階
TEL:03-5366-0788 FAX:03-5366-0688
E-mail:mori@kyouzon.org
URL:http://www.kyouzon.org/
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