東京では震災の影響で上映回数が減ってしまった映画「森聞き」ですが、嬉しいことにアンコール上映が決定しています。見逃した方、もう一度劇場で観たい方、ぜひ足をお運びください。※5月7日より夏にかけて、名古屋、宮崎、富山、大阪など、全国各所でも上映も決定しています。
【(東京)アンコール上映】
4月23日(土)~5月6日(金) 11:00~(毎日1回上映)
*3月公開時の前売り券もご利用いただけます
★4/23(土) & 4/24(日) 大兼久プロデューサー舞台挨拶
★4/30(土)トークイベント :大西琢也さん
(TVチャンピオン「サバイバル野人王」優勝者、NPO「森の遊学舎」代表)
以下、私の森.jpスタッフの感想から。
○人が出会うって、豊かさって、こういうことなんだなあとしみじみ。
受け継がれてきた知恵によって自然と折り合いをつけて生きる名人、自分探し真っ最中のまっすぐな高校生。森がなければあり得なかった出会い、方言で語る名人の言葉、静かに迫ってくる映像に泣かされました。(編集部:おおわだ)
○ポレポレ東中野で『森聞き』のアンコール上映、嬉しい! 森のことをこれっぽっちも知らない高校生たちと共に、森の名人を訪ね体験に裏付けられた深い知恵に触れる。
静かに森に踏み込むようなひととき、オススメです。(編集部:たかしな)
○「森の名人」の知恵、ただひたすら真っ直ぐな生き方がそこにはありました。
高校生と森の名人という取り合わせがまたよいですね。名人が発する何気ないひとことの深さ、「聞き書き」を行う高校生の繊細な心の動きも印象的。
いま、わたしたちにとって本当に大切なことは何か、本当の豊かさとは何か、を純粋に問われる作品です。映像のチカラってすごい。
よかったら、ぜひ!(事務局:あんざい)
○高校生たちの質問は、将来に迷っているからこそ出るようなとても素直な疑問。だけど、名人たちの"仕事"に対する意識は、それを超えた違うとこにある。山や森と共に生きていると、自分の気持ちよりも、自分と周りとの関係とか、役目みたいなものを考えさせられるのだろうか。
映像を見ていると、森という空間や、その中での一人の時間がそうさせるのかもしれないと感じました。迷いのない、飾らない言葉が心に響きます。(事務局:すぎた)
○「働く」って何だろう? 高校生たちが抱く疑問や不安。
その答えを、森の名人たちは、当たり前のように持っていました。「聞き書き」を通じて、成長した高校生たちの言葉に感動!
本音や戸惑いや不安が、ぎゅっと詰まった、秀逸なドキュメンタリーです。スクリーンの高校生たちと一緒に、怒られ、考え、笑って、泣いてください。(編集部:こもり)
○多くの悲しみや不安が毎日「澱(おり)」のように降り積もった、アフター 3.11、自分でもよくわからない程深いところで、癒されました。人にとっての「命」や「生きること」が名人の厳しい「仕事」を通してただただ肯定されていくといったような感覚に、何度となく泣けてしまいます。 そして、そんな深いところへするりと案内してくれた高校生たちがまた素晴らしい。ぜひ、ご覧ください。(編集部:あかいけ)
映画「森聞き」公式HP
http://www.asia-documentary.com/morikiki/