ニュース&トピックス

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「世田谷文化生活情報センター 生活工房」では、「Life in Film」と題し、ドキュメンタリーフィルムから日本人の暮らしの基層を探っていく連続企画を行っています。

第1回目の「布」に続き、第2回のテーマは「木」です。

2009年に私の森.jpも企画協力をした「森_living」展、その時にお越し頂いた、ヘギ板職人の小林鶴三さんのお仕事も「信州木曽あげまつサワラの木工芸」という作品でご紹介されています。


私は、前回の「布」の上映の一部を見に行きましたが、手仕事の細かい工程や、時間の流れが、都市の暮らしとはかけ離れているせいか、とても新鮮で、尊いものに感じられました。作られている方々の残していこうという思いや、周囲の自然と付き合う感覚など、写真や文章だけでは伝わらない背景が見えてきて、映像だからこそ伝わってくるものがあるのだなと感じました。

これまであまり上映されたことがない映像ばかりだそうですので、ぜひ、足をお運びください!
(ワークショップの申込みは、9/8(木)までです。)

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ドキュメンタリー上映会「Life in Film」 vol.2 木と生きる


会期:2011年9月17日(土)~2011年9月19日(月)
時間:10時~18時
会場:東京都世田谷区 三軒茶屋駅5分 キャロットタワー内
   世田谷文化生活情報センター「生活工房」
   セミナールームA(5F)/セミナールームB(5F)
※上映時間の詳細はタイムテーブルをご参照ください。

http://www.setagaya-ldc.net/modules/events/event_detail.php?id=349


ドキュメンタリーに探る暮らしの基層。第2回目は「木」にまつわる貴重な映像の上映とトークイベント、ワークショップを開催。


積み重ねてきたものを、忘れていないだろうか?
ドキュメンタリーは、自然の恵みと手仕事、祈りとともに伝承される行事や民俗芸能など、先人が生きた時間と生活を現代に鮮やかに映します。この上映会では、布・木・紙をテーマに、人間が積み重ねてきた暮らしの堆積の奥深くにある基層を、映像から探ります。第2回目は「木」にまつわる貴重な映像の上映とトークイベントを開催。上映作品にまつわるものづくりワークショップも行い、“みる・きく・つくる”を楽しみます。第3回目の「紙」は2012年2月を予定しています。


■■ドキュメンタリー上映会■■
タイムテーブルや作品の詳細は、WebサイトのPDFをダウンロードしてご覧ください。

【上映作品】
すべて制作:民族文化映像研究所

●2011年9月17日(土)
[A]10:30-11:50
 『遥かなる記録者への道―姫田忠義と映像民俗学』(2007年/1時間15分)
[B]12:10-13:50 *2作品併映
 『奥会津の木地師』(1976年/55分)
 『埼玉の木地師』(1990年/40分)
[C]14:10-15:50 *2作品併映
 『うつわ―食器の文化』(1975年/41分)
 『草・つる・木の恵み―飛騨国白川郷』(1998年/57分)
[D]16:10-18:00 *2作品併映
 『信州木曽あげまつサワラの木工芸』(2004年/58分)
 『アイヌの丸木舟』(1978年/47分)


●2011年9月18日(日)
[B]10:00-11:40 *2作品併映
 『奥会津の木地師』(1976年/55分)
 『埼玉の木地師』(1990年/40分)
[C]12:00-13:40 *2作品併映
 『うつわ―食器の文化』(1975年/41分)
 『草・つる・木の恵み―飛騨国白川郷』(1998年/57分)
[D]14:00-15:50 *2作品併映
 『信州木曽あげまつサワラの木工芸』(2004年/58分)
 『アイヌの丸木舟』(1978年/47分)

*いずれも
【会場】生活工房5階セミナールーム
【定員】各回80名、当日先着
【料金】1回券500円、3回券1,200円(当日受付にて販売)

*A~D各回入れ替え制、各回20分前より受付開始
*全作品、ビデオによる上映です


■■関連イベント1■■
トークイベント
「木の文化を見つめる―姫田忠義×村瀬治兵衛」

皮、幹、樹液である漆。私たちは木のいのちをいただいて、食器や織物、舟など、生活の必需品を生み出してきました。木から生み出された暮らしと文化に着いて、記録者と作り手、2人のゲストを迎えてお話を伺います。

【日時】9月18日(日)16:10~17:10
【会場】生活工房5階セミナールーム
【講師】姫田忠義(民族文化映像研究所所長)、村瀬治兵衛(木地師・塗師)
【定員】 80名、当日先着
【参加費】上映会の半券をお持ちのかたは無料
     トークイベントのみ参加の方は300円


■■関連イベント2■■
ものづくりワークショップ
「木にふれる―ヒノキの皿と箸づくり」

香り高いヒノキを材料に、普段使いのプレートと箸を作ります。クラフトナイフで削りだして、天然成分のオイルを塗って仕上げます。自分の手で暮らしの道具をつくる、ものづくりの時間を楽しみましょう。

【日時】9月19日(月・祝)13:00~16:30 
【会場】生活工房ワークショップA
【講師】村瀬治兵衛(漆工芸家)
【対象】中学生以上
【定員】25名(抽選)
【参加費】4,500円

【申込み方法】往復はがきかEメールで
(1)名前(2)年齢(3)住所(4)電話番号を明記の上、下記へお送りください。

★往復ハガキの場合
〒154-0004 世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー5階 
生活工房「木のワークショップ」係
★Eメールの場合 
件名を「木のワークショップ参加希望」として info@setagaya-ldc.net

【しめきり】9月8日(木)必着


主催:生活工房
協力:民族文化映像研究所/優れたドキュメンタリー映画を観る会
後援:世田谷区


▼詳しいスケジュール(PDF)などはこちら▼
http://www.setagaya-ldc.net/modules/events/event_detail.php?id=349