NPO法人九州森林ネットワークの方より、
「第16回 九州森林フォーラム in 関門」の開催のお知らせを頂きました。
震災を受けて、今問われている安全で安心な地域社会を構築するために、
林業や木材産業、地域工務店はどう変わるべきかをみんなで考えます。
お近くの方、ぜひご参加ください。
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震災を越えて 第一弾
「どうする木材業界?今、九州の家づくりはどこへ向かうのか?」
第16 回九州森林フォーラムin 関門
▼10/28(金)
13:00 ~ 18:00(受付開始12:40)
集合場所:JR 門司港駅ロータリー
☆バスツアー参加費 1000 円
●香りの家モデルハウス見学
●そーれ菊川工場見学
(プレカット工場・断熱材製造工場・構造館・ペレット製造機)
19:00 ~ 21:00
「交流会」会場:海人 門司港本店
▼10/29(土)
10:00 ~ 16:00(受付開始9:30)
会場:門司生涯学習センター 〒801-0863 北九州市門司区栄町3-7
電話番号:093-332-0887 JR 門司港駅より徒歩5分
●基調講演:遠藤日雄(鹿児島大学農学部教授・農学博士)
「九州は1つ、県産材から九州産材へ」
三浦裕成(㈱新建新聞社 取締役局長)
「地域材活用のニーズの変化を探る」
●事例報告:安成信次(㈱安成工務店 代表取締役社長)
「 LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)
住宅で「木の家」工務店が復活」
●パネルディスカッション:
【パネリスト】
木川研史(㈱トライ・ウッド 林業・製材)
村田義弘(㈱建築工房自然木(じねんもく)工務店・設計事務所)
吉弘辰一(吉弘製材所)
【コーディネーター】
矢房孝広(諸塚村産直住宅推進室事務局長)
◎趣 旨
3.11 の東日本大震災及び原発事故は東北、北関東地方のとりわけ自然に寄り添って成り立っている農林水産業に広範で甚大な被害をもたらしました。GDP という尺度ではいまや1 割
にも満たない第一次産業が私たちの文化や生活の基層をなす掛け替えのない産業であることを、今回の震災があぶり出しました。エネルギー問題を含め、自然との共生を前提とした経
済社会システムへの根本的な転換が必要となっています。
特に木材業界では、少子高齢化や社会資本の成熟もあり、わが国全体の木材需要はピーク時の半分近くに縮小していますが、今回の震災で海岸部に立地していた合板や製材工場が壊滅的な被害を受けています。九州の一部では「震災特需」に期待する声もあります。しかし、「特需」は地域の実需に根ざした木材業界として生き残るための必要な構造改革を遅らせることにもなりかねません。
今問われるべきは地域の森林資源と林業・木材産業を組み込んだ自立・自律的な基盤づくりではないでしょうか。安全で安心な地域社会を構築するために、再生可能な資源に依拠した林業や木材産業には大きな役割があります。更に、地域工務店においても、地域の材料にこだわりつつエネルギー問題にも配慮した家づくりが求められています。その延長線上で、九州でできる被災地の復旧・復興への貢献方法や九州で災害が発生した場合でも対応可能な木材業界の体制づくりの議論がなされるべきだと考えています。
これからの家づくりはどこに向かうべきかを踏まえ、今こそ山とまちそして海がつながる為、木材業界はどう変わるべきかをみんなで考えます。多数のご参加をお待ちしています。
※バスツアー参加 申込み締切:2011年10月11日(火)
(定員5 0 名につき、定員になり次第締め切らせて頂きます。)
▼詳しくはこちら▼
NPO法人 九州森林ネットワーク
http://www.geocities.jp/shinrin9net/
▼PDFチラシ/趣旨・申込書・詳細(バスツアー)はこちら▼
http://www.geocities.jp/shinrin9net/16_tirashi.pdf