[東京]ボルネオの森はいま:2013年6月8日(土)/ジャパン・アズ・ナンバーワン・バイヤー! ~マレーシア・サラワク州の先住民族と日本木材市場の切れない関係 :2013年6月11日(火)
「地球・人間環境フォーラム」より、マレーシア・サラワクで森林・環境問題に長年取り組むウォン・メン・チュオ氏による、セミナーと院内勉強会のご案内を頂きました。
現地の活動家のお話を聞くことができる、滅多にない機会です。ぜひご参加ください。
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(1)6月8日(土)13:00~ ゲスト来日セミナー@JICA地球ひろば
ボルネオの森はいま ~熱帯林が支えるわたしたちの暮らし~
(2)6月11日(火)13:00~ 院内勉強会@参議院会館
ジャパン・アズ・ナンバーワン・バイヤー!
~マレーシア・サラワク州の先住民族と日本木材市場の切れない関係
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│ │【マレーシアからのゲスト来日セミナー開催!】
│ │6月8日(土)13時~@JICA地球ひろば(最寄り:市ヶ谷駅)
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│ │ボルネオの森はいま ~熱帯林が支えるわたしたちの暮らし~
│ │http://www.gef.or.jp/activity/forest/world/2013borneo.html
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あなたにとって、森林ってなんでしょうか。
たまの休みの癒しの場だったり、植物や動物を愛でる場所かもしれません。
一方、毎年世界では約1,300万haの森林がなくなっています。
一分間にサッカーのフィールド約3.6個分の面積です。
森林がなくなると、地球温暖化は進み、生物多様性が失われるといわれています。
マレーシアボルネオ島の先住民族にとってはそれだけではすみません。
森は、彼らの家であり、畑であり、文化そのものだからです。
ボルネオのサラワク州では、木材生産やパーム油(植物油脂)のための
土地への利用転換で森林が失われてきました。
森に生きてきた先住民族は、そうした資源を利用するわたしたちの
生活の裏側でその文化と尊厳を失いつつあります。
今回、25年以上NGOの活動家として現地の先住民族の人々とともに
戦い支えてきた環境保護団体IDEAL代表 Wong Meng Chuo氏をお迎えします。
消費者であるわたしたちがいま何をすべきか、一緒に考えていきましょう。
● 日時:6月8日(土) 13時~16時
● 会場:JICA地球ひろば 大会議室
東京都新宿区市谷本村町10-5
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
● プログラム(予告なく変更となる場合がございます):
13:00 開始
・ 映像上映
・ 講演1:「先住民族が直面していること(仮題)」
Wong Meng Chuo氏(環境保護団体 IDEAL代表)※逐次通訳有
・ 講演2:「サラワクの森林破壊と日本の市場の関わり(仮題)」
三柴淳一氏(FoE Japan)
・ 意見交換:「消費者であるわたしたちがすべきこと(仮題)」
講演者+参加者の皆さん
16:00 終了予定
● 共催: メコン・ウォッチ、国際環境NGO FoE Japan、
地球・人間環境フォーラム、
サラワクキャンペーン委員会、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)、
レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部
● 協力:市民外交センター、先住民族の10年市民連絡会、ナマケモノ倶楽部、
アジア太平洋資料センター(PARC)
● 参加費:会員無料、非会員1,000円
● お申込方法
以下のURLに必要事項を記入してご登録ください。
http://goo.gl/tp8U9
もし上記が難しい場合は、問い合わせ先まで、下記の必要事項をお送りください。
[お名前・メールアドレス・電話番号・会員の有無・ご所属・備考]
● お問い合わせ
一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
TEL:03-5825-9735 FAX:03-5825-9737 E-mail:gef@gef.or.jp
● 本セミナーは独立行政法人環境再生保全機構から助成を受けています。
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│ │【院内勉強会開催!】 6月11日13:00~@参議院会館
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│2│ ジャパン・アズ・ナンバーワン・バイヤー!
│ │ ~マレーシア・サラワク州の先住民族と日本木材市場の切れない関係
│ │ http://www.gef.or.jp/activity/forest/world/2013borneo.html
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サラワク州の先住民族が有する土地に対する先住慣習権は、
植民地時代から現在に至るまで1958年サラワク土地法の下で認められてきた権利です。
しかし、サラワク州ではその先住慣習権を無視した伐採が横行し、
先住民族の人々は先祖代々の土地や生活の糧、伝統的文化を失う危機に瀕しています。
日本市場で多く流通するサラワク産の木材には違法伐採と関連しているものが
含まれると指摘されています。
違法伐採された安価な木材は市場を混乱させ、
国産材の価格を押し下げているとも言われています。
サラワク州で長年、森林・環境問題に取り組んできたWong Meng Chuo氏から、
木材伐採と森林減少の実情や、森に生きる先住民族への影響について報告していただきます。
日本が責任ある木材の消費国となる為、違法伐採対策強化の必要性を認識する機会とします。
[ 開催概要 ]
● 日時:2013年6月11日(火)13:00~13:45
※12:30よりロビーにて通行証を配布します
● 場所:参議院議員会館 B109(地下鉄永田町、国会議事堂前駅下車)
http://bb-building.net/tokyo/deta/457.html
● 講師:Wong Meng Chuo(ウォン・メン・チュオ)氏(地域支援組織IDEAL)、三柴淳一氏(国際環境NGO FoE Japan)
● 主催:GLOBE Japan
● 共催: 国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、サラワクキャンペーン委員会、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部
● 参加費:無料
● お申込方法:
以下のURLに必要事項を記入してご登録ください。
http://goo.gl/mexZY
もし上記が難しい場合は、問い合わせ先まで、下記の必要事項をお送りください。[お名前・メールアドレス・電話番号・会員の有無・ご所属・備考]
● お問い合わせ:
一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
TEL:03-5825-9735 FAX:03-5825-9737 E-mail:gef@gef.or.jp
[ 講師紹介 ]
●ウォン・メン・チュオ氏(地域支援団体IDEAL代表)
マレーシア・サラワク州シブ生まれ。ロンドンにあるインペリアル大学の環境マネジメント部で修士号取得。25年以上にわたり、サラワクの森林・環境保全や先住民族の権利保護をテーマにNGOとして活動を続けている。現在は地域支援組織であるIDEAL(オルタナティブな生き方の発展研究機関)の代表。またシブを拠点に、独立リサーチャーとしての活動や、マレーシアのコミュニティカレッジ講師も務めている。共著に『Land is Life-Land Rights and Oil Palm Development in Sarawak』2007がある。
●三柴 淳一氏(FoE Japan理事・事務局長・森林担当)
筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。2004年からFoE Japanに参加。木材消費国の違法伐採対策として、生産地の環境社会に配慮した木材"フェアウッド"の調達推進活動、及び熱帯諸国の森林法規制や伐採現場の調査を通して、日本政府や日本企業に対して提言活動に取組む。近年はマレーシア、サラワク州のプランテーション開発により「土地の権利」を侵害されている先住民族コミュニティの後方支援を現地NGOと共に実施。
以上============================================