ニュース&トピックス

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こんにちは、私の森.jp編集部です。

今年も森を祝う「みんなの夏至祭」が終宴となりました! 今年の新しい試みは、夏至飾り「森の木だま」を創ったこと!
共催の5×緑さんが「自宅でも手軽に飾れる夏至」の形をつくりたいね、とRARI YOSHIOさんを迎えてワークショップを企画してくれました。

ワークショップは、オイシックス・ラ・大地の会員さん向けのイベントと重ねての同時開催という形で実現し、本祭と同じ会場、5×緑さんのシェアオフィスには、21日15名、22日18名のみなさんが集まってくださいました。
オイシックス・ラ・大地の会員さんに届く企画を実現してくれた5×緑のみなさま、素敵な意匠を創案してくださったRARIさん、そして何より参加者のみなさまに感謝して、少しだけレポートをお届けいたします。


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枝葉が、森を祝う「よりしろ」に 

夏至飾り「森の木だま」は、森の枝葉を束にしたスワッグ。クリエーターのRARI YOSHIOさんの創案です。杉をベースに、コナラ、ヤマザクラ、モミジ、クロモジなど、森で育まれたグリーンをこんもりと束ねて吊るします。

RARIさんが「森の神さまをお迎えするよりしろとして、この森の木だまのイメージが降りてきた」と言うように、室内に吊るすだけで、そこに何か神聖な気配がただよう飾りです。
杉玉のように球体に刈り込むということはなく、気楽に作れるのも魅力です。

材料は、岐阜県下呂市の『杉玉・酒林の高林』さんの山から採取してもらった香り高い杉や、さまざまな森の植物たち。

素材を選りすぐるから、きっと魂が宿る 

作り方は、いたってシンプルです。
杉の小枝といろいろな植物の小枝をハサミで20cmほどの長さにカットして、片手に束を握りつつ、もう一方の手でバランスを見ながら枝葉を加えていきます。

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きれいに形づくるコツは、

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  • ボリユーム感を出すために杉を要所要所に配する
  • 微妙な表情のある葉や実などは外側に配する
  • 作りながら、完成時をイメージして下向きの形をチェックする

......といった、ちょっとした塩梅に気をつけながら形を整えてていくことです。

長さを揃え、束ねながら触れるうちに、それぞれの枝葉の芳香があたりに広がっていきます。森林浴気分で、心をゆるめながら仕上げます。

根元を束ねるために使う糸は、麻糸です。20190703-65300548_306428980240791_3305649621207875584_n.jpg
中細の麻糸は手触りがやわらかく、荷物を縛るときの麻紐などとはまったく質感が違っていました。

そしてスワッグを吊るすための糸は、RARIさんが京都で出会ったという絹糸。
「きびそ」といい、蚕が最初に吐き出す糸を集めて撚った貴重なものだそうです。 繭の一番外側の部分で、太さが均一でない独特な風合いが素敵です。

最後に、和紙の短冊を添えます。
短冊には「フラワー・オブ・ライフ」の神秘的な図形があしらってありました。

RARIさんによれば、「フラワー・オブ・ライフ」は、全てが黄金分割された究極の調和のバランスを持った図形であり、森羅万象の元になる神聖な図形とのこと!

小さな穴を開けて、こよりを通し、スワッグにふわっと掛けると、まるで魂が吹き込まれたかのような雰囲気が醸しだされます。そっと願い事をしたためても良いですね、とRARIさん。森の神様の「よりしろ」とRARIさんが表現されたのは、このことにつながっていたのか、と気づく瞬間でした。

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RARIさんの手にかかると、何でもやわらかな生命を帯びて息づくようです。それは、素材ひとつひとつとの出会いを大切にし、そして丁寧に選んでいらっしゃるからなのだと感じました。

それぞれのちいさな森を飾って

2時間ほどのワークショップで、各自20cmほどの長さの「森の木だま」を2つと、小さなものを1つ作りました。
2つは、大切にお持ち帰り。小さな1つは、同じ会場でその後開かれる「みんなの夏至祭」のための飾りに。

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緑の香りにつつまれ、手仕事の楽しみをわかちあい、参加されたみなさんは大満足。「森の木だま」を作り終えたみなさんの清々しい面持ちが印的でした。

「家に飾るのが楽しみ」「庭の植物の枝葉を使って、また作ってみたい」......そんな声も聞かれました。

里山から運ばれた多様な枝葉で室内を森のように飾る「みんなの夏至祭」に寄せて生まれた、夏至飾り「森の木だま」。
それは、作り手ひとりひとりの小さな森でもあるのですね。それぞれ森への想いをのせて、お部屋にゆらゆらと森の香りを放ちます。

ワークショップ講師:RARI YOSHIO さん のご紹介 

WS20190703-2.jpg東京生まれ。 SAZABY やet vous のバッグデザインを手掛けた後、 店舗やブランドのトータルディレクションに携わる。 2001 年に独立。イラストを始め、 スタイリング、ショップ・プランニング、 インテリア雑貨の製作など、 クリエーターとして幅広く活躍中。
著書に『SIMPLE NOTE』『FLOWR BOOK』他

栃木県、那須在住。 自身の中の世界観を表現したショップ「JARDIN BLANC」を 那須で運営。
http://rari-yoshio.blogspot.jp/


RARIさんからのメッセージ

森を祝う
みんなの夏至祭
 「森の木だま」づくりにご参加いただきましたみなさまへ

ワークショップへのご参加ありがとうございました
たくさんの方にご参加いただけ、本当に感謝いたします。

これまで、夏至の日のために何かを飾る習慣は
あまりなかったと思い
この木だまを
家に飾り
身近な自然や森に感謝して過ごせる時間がもてたら素敵だろう・・・
そんなイメージが浮かんできました

私たちは地球という星に暮らしていますが

この地球の豊かな色は、
花や草や木々がつくってくれていることを
改めて感じます

この地球が、緑豊かな星であり続けるように・・・

そんな想いのきっかけのひとつにしていただけましたら幸いです

感謝を込めて

RARI YOSHIO
2019.7.3 新月