ニュース&トピックス

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今年も、みんなで仕込む「在来大豆で手前味噌」の会(5)(全2回)が無事に終了しました。
完成したお味噌は、みなさんご自宅にお持ち帰りいただいて、これから数か月発酵の時期となります。

作業風景.jpg

今回使用した大豆は長野県産の「こうじいらず」。
少し緑がかった大粒のまんまるとしたこの豆の名前の由来は「こうじが要らないくらい甘くておいしいみそができる」からだとか。
実際に茹でたこうじいらずを食べてみると「甘い!」と思わず声が出てしまうほど。
味噌づくり作業に入る前に「試食してみましょう」とみなさんに食べていただいたのですが、一粒で終わらない人もちらほら...。
やわらかく甘いこうじいらずと合わせた麹は、福井県にあるマルカワみそさんの自然栽培の白米麹。約100年間蔵に住み着いている天然の「蔵付き麹菌」で作られたものです。
お塩は赤穂の天塩を使用しました。

作業前.jpg

最初に、編集長 赤池から簡単なレクチャー。
今まで使ってきた大豆のご紹介や在来種の豆のこと、味噌づくりの手順などお話させていただきました。
そのあとは実践!みなさんに作業をしてもらいました。

最初に、麹と塩を手で揉んで馴染ませる塩切り麹作り作業。

混ぜる風景.jpg

次に、大豆をつぶして、塩切り麹を混ぜ込み、馴染んだところで大豆を煮たときの煮汁をほんの少し混ぜつつ、味噌団子を作っていきます。

大豆つぶし.jpg

味噌団子は500グラムを目安に測りで計測しつつ成型してもらったのですが、500グラムのピタリ賞を出す方もいて、盛り上がっていました♪

味噌玉丸め.jpg味噌玉.jpg

最後は、消毒したジップロックに詰め込んで終わり。

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参加されたみなさんのお味噌が美味しく育ちますように!

タビヲ.jpg