SOTOKOTO (ソトコト) 2011年 7月号 森林愛
出版社:木楽舎
(販売終了)
いま、「どこでも森」ドアが欲しい!
日本で一番、だれでも気軽に楽しめる環境系マガジンといったら、ご存知「ソトコト」ですよね。
7月号の特集は「森林愛」です。「愛」ですよ「愛」。
特集はブナの原生林で有名な世界遺産「白神山地」を入り口として、たっぷり60ページ。美しい森の写真ではじまりますが、その後に続くのは「森」の特集というよりも「森」に関わる「人」の取材記事や、「人」に知って欲しい「森」の知識です。柳生博さんの言葉に影響されちゃえば、森と付き合うための「教養」がつく(かも知れない)素敵な記事群。
森を地域産業として次々に新しい取り組みを発信し続ける、古くて若い西粟倉村、一度は森を失くし絶望した人々の、たゆまぬ努力で再生してきた足尾銅山の森、森の仕事で活躍するヒーロー/ヒロインたちの紹介など、私の森.jpの編集スタッフとしては、よく知っていることばかりなのに、どの記事も読み応えがあって、嬉しくなります。
「私の森.jp」というWebサイトがあるってことも、ちょこっとご紹介いただいているんですよ♪
森林の特集じゃありません、森林「愛」の特集。
ページをめくるたび、一緒に謳いたくなる森林愛の讃歌、森好きならずとも、ぜひ手にとって欲しい欲しい、感動の総力特集です。
みんなやっぱり「片思い」なんだ、って切なさが、また良くて。
そうそう、四万十ひのきの間伐材で作ったコースターが付録についてます。
これ、角が丸いと可愛くなるはずなので、これからヤスる予定です、忙しいのに(笑)。
(編集部:あかいけ)