森に入って驚くのは、外から見ると同じように見える木々が、一本一本全然違う表情をしているということ。種類によって異なるのはもちろん、たとえば同じ位の樹齢の「杉」であっても、枝の格好や樹皮の色やキメ、コケ等のつき方など、一つとして同じものはありません。私たち人間と同じですね。
そんな木々を見たり触れたりする内に、何となく好きだなあと心惹かれたり、「これだ!」と思う一本があったら、その木を描いてみましょう。「絵心がなくて……」という方にも簡単なやり方があります。上手な絵を描こうと思わず、「気に入った木を記録するために大まかな地図をかく」。そう考えてください。
![まず、大体の木の形をかいてみましょう。](../go/img/i_go_fun_note_1.gif)
![枝はどんな風ですか?葉の茂り方は?](../go/img/i_go_fun_note_2.gif)
![樹皮はどんな様子ですか?コケがついていたりしたら、その場所を書いておいてください。](../go/img/i_go_fun_note_3.gif)
![よく見たらキズがあったり、セミの抜け殻がついているかもしれません。](../go/img/i_go_fun_note_4.gif)
![根のところにキノコが生えていたり、葉っぱが落ちていたら、それも忘れずに書き込んでください。](../go/img/i_go_fun_note_5.gif)
![観察したことを全部書き込んだら、一本の木の地図が完成します。](../go/img/i_go_fun_note_6.gif)
![もし森に入るチャンスがなかなかなければ、まずは身近にある木から始めてみましょう。一つの木を季節ごとに描いてみると、きっと楽しい発見があるはず!そして、お気に入りの木と仲良くなれそうです](../go/img/i_go_fun_note_7.gif)
![木に名前をつけよう 観察するうちにその木がとても気に入ったら、自分だけの名前をつけちゃいましょう。木の友だちがいるなんて、ちょっと素敵だと思いませんか?](../go/img/i_go_fun_note_8.gif)
![森のクジラ ※木に勝手にネームプレートをつけてはいけません。心の中だけでガマンしましょう。](../go/img/i_go_fun_note_9.gif)