森のクイズ
Q
Q森のクイズ No.27

「巨樹」とは?

屋久島の縄文杉に代表されるような、圧倒的な存在感のある「巨樹・巨木」は、日本全国で68,000本以上あると報告されています。では、何を基準に巨樹・巨木と言うのでしょうか。その定義とは?

  • 地上から1.3mの位置で幹の円周が3m以上
  • 樹高が32m以上
  • 幹の最も太い部分の直径が1.5m以上
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正解

1地上から1.3mの位置で幹の円周が3m以上

1988年に環境庁が初めて全国規模での巨樹・巨木林調査を行った際、「地上から130cmの位置で幹周(幹の円周)が300cm以上の樹木を対象とする」と定め、現在ではこれが一般的な定義となっています。意外なことに、木の高さが基準ではないのですね。ちなみに屋久島の縄文杉は、巨樹トップ20の中では18位(幹周:16.2m、樹高:30m)。1位は鹿児島県にある「蒲生の大楠」で、幹周:24.2m、樹高:30m。幹には開口部があり、大人数十人が入れるほどの大きさがあるそうです。森へ行って、そこの「主」のような巨樹を見つけるのも楽しみの一つですね!

蒲生八幡神社にある日本一の大楠

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Photo by Tam0031

参考サイト
環境省生物多様性センター>巨樹・巨大林調査データベース
環境省生物多様性センター>生物多様性情報システム
ウィキペディア Wikipedia 「蒲生のクス」

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