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2008年09月18日

山見

吉野・イノタニ

先週は雨っぽく、作業もなんなので、山見をすることに。

ちょうどいい木があるよと教えてもらったので、早速でかけることに。

案内は大先輩の山守のお二人。
そこに信州から来たきこりの女の子2人と私と猟犬2匹。
すごい組み合わせで、おでかけでした。

車一台通るのがやっとの道をいける所まで行って、そこからてくてく。
途中、手入れした山の解説を聞きながら歩くこと30分、目の前にこんな景色が広がりました。

170年生くらいの葉枯らし中のスギです。色だしと水分をぬくために。

「スギは赤みの色が大事やでぇ」
と、先輩山守は170年、生きたスギの成長をかみしめるように何度も力強く言ってたのが印象的でした。

 

コメント

ほぉ〜〜。風が吹き抜ける感覚を想像してしまった。いいなぁ。

 170年前に植林したのかな?
 材をどのようにして里まで出すのかな?
 その様子も教えてほしい。
 そして値段もどれくらいかな?

スギの色、きれいな赤ですね!もっと色が出てくるのでしょうか?

素晴らしい写真ですね!
今後も期待してます。

赤みの色が大事って言う言葉をきいて、人と似てるなって思いました。

この写真を拝見して50年前営林署に勤めていた頃を思い出しました。当時は杉の木に取り巻かれた町に働きながら花粉症などに悩む人を見かけたことがありませんでした。子供の頃から馬小屋に出入りしていた人は花粉症にかからないというテレビ放送を見ましたが、人間は自然環境の中で健康なからだを維持できるように出来ているような気もします。

森林にはCO2を吸収する大きな力もあるのですから、国有林は環境庁の管轄とし国税で管理するのが望ましいことなのでないのか。経済性を重視するから林野が廃れる。人間が健康に生きるために林野を経営すべきなのだと思うのです。

100年先200年先を考えなければ美しい地球を未来に伝えよことはできない。そのようなことが頭を過ぎりましたが、美しい写真だと思いました。

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