山のこと

2012年07月31日

大きな杉の木を伐るところを見学しました~その2~

吉野・コダニ

倒れていくときバリバリバリッと大きな音をたて、ドッシーンと山の中に地響き、最後は大きな枝が上からバサバサッと降ってきます。

枝でも50年くらいの年数がたってました。
約250年生の杉の木だそうです。

伐った後はしばらく山で葉がらしをしてから、市場へ出荷されるそうです。

200年を超える木の伐倒を見学するのは3回目ですが、あっという間に木が倒れていきその迫力に毎回圧倒されます。と同時に、森にぽっかり空いた空間を見るとちょっと淋しいなあと思うのでした。

 

2012年07月31日

大きな杉の木を伐るところを見学しました~その1~

吉野・コダニ

暑中お見舞い申し上げます

暑いですね、夏ですね。
熱中症には気をつけないといけませんね。

先日、大きな杉の木を伐ると教えてもらい、とても貴重な機会なので見学に行ってきました。

人と比べるとこれくらい大きな木でした。

 

2011年11月20日

台風12号のつめあと…その2

吉野・イノタニ

いつもの林道を少し走ると、川のむこうにこんな土砂崩れがありました。
この崩れたところは、以前、猟犬2匹と一緒に葉枯らししている木を見に行った道があるところです。

う~む。
この崩れた所の先には、きれいな山があるのに…と、つい立ち止まって眺めてしまいました。
見慣れた景色が、台風で変わってしまっているというのは、なんとも切ないですねぇ…。

この沢の奥にはもっと大規模に崩れたところがあるそうですが、まだ行かないほうがいいということで、今日はここで引き返しました。

 

2011年09月29日

台風12号のつめあと…

吉野・サコ

こんにちは。

ばたばたと毎日が過ぎて気が付けば9月の終わり。
彼岸花もきれいに咲いてすっかり秋!
で、いつもなら「ようしこれから山だ!」というところなんですが、今年はちょっといつもと違う秋を迎えました。

そうです9月の台風12号、、、いろんなところでずいぶん被害がでているみたいです。
川上村でも国道が土砂崩れで崩落したり、沢の水がじゃんじゃんでていて山に行くのはまだ危険だし、林道もかなり大規模に崩れたそう…危なくて見に行けないのです…。
ちょっとしばらくは様子を見るしかないのですが、山が落ち着いてくれるのを祈る日々です。

心配いただいた皆様ありがとうございました。

 

2010年01月04日

シカに会いました

吉野

冬場はヤマドリやシカによく会います。
イノシシもたまに目の前を全力疾走していきます。

お正月に山に入ったら、雪の積もった林道でばったり会いました。
えさを探しに道まで降りてきたのかな?と思いつつ、間合いをとって、しばらくにらめっこです。
こっちを見てますね~。
にらめっこすること数十秒で、沢をはさんだ山の中に雪を掻き分けて逃げていきました。

 

2009年10月05日

森の調査をしました。

吉野・ブンダとかいろんなところで

実はこの森、私が大学生のときに調査したところです。

「10年たった今年、どれだけ大きくなっているかもう一度調べてみよう!」
と、吉野林業や山守の研究をしてくれている研究室の先輩が呼びかけてくれて、大学の恩師はじめ研究室の先輩・卒業生・学生・社会人などなど約15名が集まり、木の太さや高さ、枝のはり具合、森に入る光の量、木と木の間隔などを1週間かけて調べました。

これは100年生以上の森をみんなで調べているところですが、間近で木の太さとかを測ると、思った以上に大きく感じます。この100年以上の木でも10年間で2cmほど太くなっている木もあり、まだまだ大きくなろうとする木にビックリ。
10年前はどうだったかな~と思い出しながら、じっくり木や森と触れ合う数日でした。

(なしかたさん、にしきてぐりさんコメントありがとうございます!)

 

2009年07月05日

山見

吉野・ゴバンセキ

梅雨に入って雨が降ったりやんだりで、山に行こうかどうしようか迷ってしまう日が多いですが、気持ちよく晴れたので、久しぶりに山見をしました。

今回は大峯山修験道の結界門の近くまで行ってみました。
青々とした山なみが本当に綺麗で、近くにある大天井の滝も水が勢いよく流れて、水しぶきが気持ちよかったです。

梅雨が明ければそろそろ間伐です。
暑さに負けないように頑張らないといけませんね~

(kikuさん、ぐりさん、こしにさん、滋賀の湯峯さんコメントありがとうございました)


 

2009年03月15日

葉枯らし材の色

吉野・チョボク

昨年9月に、このブログで葉枯らし中のスギ170年生の話を書きましたが、先月そのスギを板にひいたよ~と連絡をもらったので、どんな質感になってるのかな~と思い見に行ってきました。

葉枯らし前の状態はどんな感じだったのかな?と質問したところ、ちょうどわかりやすいのがあるからと、2種類の板をおいてあるところへ案内してくれました。

参考になるなと思って撮らせてもらったこの写真。
左側が葉枯らしをしていないスギで(170年生のものではないのですが)、
右側が昨年9月にブログに登場した葉枯らしの170年生のスギです。
葉枯らしをしていない左側のスギは、赤身が黒ずんでいますが、葉枯らしをすることで右側のスギのように黒っぽさがぬけこのような赤身になるそうです。
葉枯らしのスギは、山で見たときも綺麗な色だなと思いましたが、さらに黒っぽいところが抜けて淡い朱色のような綺麗な色になっているなぁと感じました。

帰り道、畑の土手にフキノトウが顔をだしていたので、てんぷらでいただきました。
春ですね。

(アカホリさん、ぐりさん、なしかたさん、森だくさん、あやこさん、わたるさんコメントありがとうございます)


 

2009年01月24日

歴史の証人の森~その2~

吉野・シモタコ

樹齢約280年生~約350年生のスギ・ヒノキが広がる歴史の証人の森は、間近で見るとその迫力に圧倒されてしまいます。
私と比べるとこんなにも大きいスギの木。

ちょうどヒノキの切り株があったので、年輪を数えてみました。
途中細かくて分からないところもありましたが、300年近くの時を刻んでいました。
私が知らないいろんな時代や人を木は知っているんだろうな~と思いつつ、改めて時間の流れを感じました。


(ぐりさん、マニさん、アカホリさん、りえこさん、いずやんさん、森だくさんコメントありがとうございました)

 

2009年01月24日

歴史の証人の森~その1~

吉野・シモタコ

最近、風邪などはやってますが皆様いかがお過ごしですか?

さて、吉野は古くから育林が行われていた地域なので、私が育った地区以外でも2百年以上続いている人工林がたくさんあります。古くから続いている森を見て回り、その森を体感することが好きで、時間があるときにちょこちょこ行っています。

少し前に行ったのが、川上村村有林の歴史の証人の森です。
歩いて30分ほどいくと歴史の証人の森ですが、この写真はその森に行く途中にある100年以上はたっている人工林で、大きな木の間をぬうように歩道が続いています。歴史の証人の森に行くのも楽しみなのですが、その途中の森も見事で、私の好きな森のひとつです。とても綺麗な森です。

こんな雰囲気の森を歩きながら、歴史の証人の森へむかいます。 …その2に続く

 

2008年11月26日

ちょっと来年の楽しみも残しつつ

吉野・フクオリ

今年の私の山は、少しスギがありました。100本ぐらいですが。
ヒノキよりも伸びがよくて、太いもので柱材くらいの大きさです。

せっかくなので葉がらしをやってみています。
基本的には山側に倒して、こぐちを切り株の上にのせるように間伐して、しばらくおいておきます。
こぐちが地面についてしまうと腐ってきてしまうので、切り株から離さないようにツルを残すのが結構難しいのですが…。

横から見るとこんな感じです。
来年になったらどんな色になっているか楽しみです。

そろそろ吉野もオフシーズンが近づいてきました。まだ雪が降ってもすぐにとけるので、山は動いています。でも焚き火が恋しい寒さですね。
あさださん、secoさん、松葉さん、コメントありがとうございました。

 

2008年10月22日

空が見えてきた!

吉野・フクオリ

少しづつですが前に進んでます、私の今年の山。

6月に来た時よりも空が見えるようになってきました。
林内も光が差し込むようになって、ずいぶん明るくなりました。
森に入ってみると、曲がっている木や細くてもうだめかも…という木が結構多っかったり、伐る木を迷ってしまったりで、なかなか進みません。まだまだ、これからです。

今、伐った木の一部は階段の補修に使ったりしています。
紅葉が本格的になる前に綺麗になるといいな。

 

2008年10月20日

秋晴れ

吉野・ヒャクチョウジャヤ

ここのところとっても気持ちいい秋晴れが続いていますね。
絶好の山日和ですね。山もとてもすがすがしいです。

手入れしている山の近くに、吉野山から続く古道と昔の茶屋跡があるので、お昼ごはんをそこで食べました。茶屋跡ではハイキングの人に会いました。普段の山は静かですが、少しにぎやかです。

私たちは木に墨でかきつけをして帰りました。
*かきつけは、吉野に古くから伝わる習慣で、山守さんたちが預かっている山で境界や作業内容の明示のために行います。

 

2008年09月26日

そろそろ…

吉野・フクオリ

植えたばかりの木から300年生以上まで、いろんな木や山がそろっているのが吉野の魅力かなと思いながら、今、私にできることを少しづつ、吉野の山へ。

今年の春、初めて父から間伐を任されたのがこの山です。
40年生から50年生ぐらいで、吉野では若い山。ちょうど私ぐらい?

毎回、間伐する前に、安全のため父が林床の低木を刈り払ってくれます。おかげで、とても歩きやすいです。

入口の階段も直してね、と追加注文が入り、秋の風も気持ちよくなってきたので、そろそろやりますか。

 
 
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