
答えを見る
正解
3高知県
令和4年3月の林野庁統計によると、森林率は高知県が84%でランキングトップ、2位は岐阜県で81%、3位が長野県で79%となっています。面積の大きな北海道は、71%で20位です。
意外なことにもっとも低いのは29%の千葉県で、東京都の36%を下回ります。
過去10年間の森林率の推移を見ると、日本全国で大きな変化はなく、森林率も順位もほぼ横ばいの状態が続いています。
減少していたのは、千葉・大阪・埼玉など都市近郊の都道府県の森林率で、中でも最下位の千葉県では約2%の減少がありました。
首都圏郊外の千葉では、宅地や大規模太陽光発電所の開発などによって山林が切り開かれたことなどが、原因の一端であると考えられます。
森林率の変化だけでなく、その背景にも目を向けていきたいですね。
過去10年の都市近郊の森林率と順位
- 千葉県 :31 → 30 → 29%(45→46→47位)
- 大阪府 :31 → 30 → 30%(47→47→46位)
- 茨城県 :31 → 31 → 31%(46→45→45位)
- 埼玉県 :32 → 32 → 31%(44位)
- 東京都 :36 → 36 → 36%(43位)
- 神奈川県:39 → 39 → 39%(42位)
- 愛知県 :42 → 42 → 42%(41位)
※平成24(2012)年、平成29(2017)年、令和4(2022)年の推移
参考
林野庁:統計情報 > 都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)
(2013.11、2025.6 更新)
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