2012年「絶滅種」に指定されたほ乳類は?
昭和まで生息していた哺乳類で、2012年に初めて「絶滅種」に指定されたのは次のうちどれ?
- ニホンカワウソ
- ニホンリス
- ニホンオオカミ
1ニホンカワウソ
ニホンカワウソ(日本川獺)は、日本に生息していたカワウソの一種。昔から人間には身近な存在で、「河童伝説」の原型になったとも言われています(※諸説あり)。愛媛県の「県獣」でもあります。
全国に広く生息していましたが、1979年以来目撃例がなく、2012年の環境省版「第4次レッドリスト」で絶滅種に指定されました。昭和時代まで生息していた哺乳類が「絶滅種」に指定されたのは初めてとのこと。
一方、絶滅種指定をされた後に愛媛県で10件以上の目撃情報があり、生存の可能性を指摘する専門家もいるようです。
画像提供:愛媛県
ちなみに、同じ第4次レッドリストによると、ニホンリスは「地域個体群」。ニホンオオカミは1905年に捕獲された若いオスが最後の生息情報とされ、1991年の第1次レッドリストから「絶滅種」に指定されています。
参考リンク
環境省報道発表資料 第4次レッドリストの公表について(平成24年8月)
Wikipedia「ニホンカワウソ」
愛媛県 > アライグマ・ニホンカワウソ情報の募集について
(2013.5 更新)
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