1フウセンカズラ
フウセンカズラは、夏に緑がかった白色の小さな花を咲かせ、その後、風船のような袋状の果実をつけます。果実が茶色く熟すと、黒地に白いハート型の模様のように見える種が3粒とれます。ハート模様は猿の顔のようにも見え、子どもの遊びに使われることも。
撮影: 私の森.jpスタッフ
このハート型について、『実とタネ キャラクター図鑑』(多田多恵子著)ではこんな風に説明されています。
(引用ここから)種が幼かった時分の「おへそ」の跡です。この部分がお母さん植物につながっていて、栄養をもらっていたのです。お母さんへの感謝が詰まったハートなんですね。(ここまで)
フウセンカズラは、巻きひげをもち、フェンスなどに絡みつきながら繁茂するので、緑のカーテンなどにも向いています。
ケマンソウの花
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by F.Adler
ちなみに、3)のケマンソウ(別名タイツリソウ)は、種でなく「花」がハートのような形をしており、英語名は「bleeding heart(血を流す心臓)」です。
参考リンク
みんなの趣味の園芸
Wikipedia「フウセンカズラ」
『実とタネ キャラクター図鑑』多田多恵子著(誠文堂新光社)
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