メダカの日本語の名前、何種類ある?
日本のメダカの名前は各地の方言ごとに異なり、世界中の魚類で最も数が多いとされるとか。さてその数は約何種類?
- 約50種類
- 約500種類
- 約5000種類
3約5000種類
メダカは飼育が簡単なことから、古くから日本では観賞魚として親しまれてきました。広く知られている「メダカ」という名称は、頭部の上端から飛び出すほど大きな目に由来しています。
「メダカ(目高)」
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Seotaro
メダカは日本各地に広く分布し身近な魚だったため、各地でそれぞれに方言名が発生し、その数は世界中の魚類で最も多いとされています。日本全国でメダカの方言名を調査した辛川十歩(からかわじっぽ)は『メダカの方言―5,000の変種とその分布』という本にまとめています。
短いものでは「ウキ」(京都府)、長いものでは「カンカンビイコ」(鳥取県)や「アメフリジャッコ」(青森県)などが記録されています。ただし、公教育や図鑑が広まったことで、方言名は徐々に使われなくなっているようです。メダカは「絶滅危惧II類 (VU)(絶滅の危険が増大している種)」に分類されていますが、方言名も守れるものは守って残したいですね。
参考リンク
Wikipedia「メダカ」
WebcatPlus「辛川 十歩」
電脳メダカ博物館「<日本メダカの地方名・方言>」
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