3ヒガンバナ
ヒガンバナは日本に広く自生し、秋の彼岸の期間に3日前後だけ花を咲かせます。土手やあぜなどの場所で見られますが、真っ赤なヒガンバナが群生する風景は、どこか浮世離れしたような迫力がありますよね。
「花が咲いた後に、葉が伸びる」という他の多くの植物と逆の特徴をもつため、人々に恐れられ、「幽霊花」という少し怖い呼び名で呼ばれるようになったんだとか。
墓花(はかばな)、地獄花(じごくばな)、剃刀花(かみそりばな)、灯籠花(とうろうばな)など、日本各地で数百以上の呼び名が存在します。
「シキミ」
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Alpsdake
「キク」
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Laitche
「ヒガンバナ」
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Kakidai
「チョウセンアサガオ」
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Dallasdavid~commonswiki
「幽霊茸」と呼ばれる「ギンリョウソウ」や、「幽霊草」と呼ばれるアジサイなど、植物界には「幽霊」が他にも沢山いるようです。
シキミとキクはお墓参りでお馴染みですが、闇夜に白い花を咲かせるチョウセンアサガオも、どことなく幽霊に通じる雰囲気をもっていますね。
「幽霊」と聞いて頭に浮かんでくる植物、他にありますか?
参考リンク
Wikipedia「ヒガンバナ」
HORTI by Green Snap:【本当に不吉な花なの?】ヒガンバナ(彼岸花)の花言葉、特徴や種類は?水戸市植物公園園長に聞いてみた!
水戸市植物園:闇夜にひらく曼荼羅華~チョウセンアサガオ
サカタのタネ:幽霊のごとき ギンリョウソウ
ゲスト出題者募集!
編集部では、面白いクイズ出してくださる出題者を募集しています。
私の森.jpの編集活動にご協力いただける、素敵なみなさまからのご連絡をおまちしております。