森のクイズ
Q
Q森のクイズ No.119

危険な木の実はどれ?

木の実の中には人の役に立つものもありますが、取り扱いに気をつけたい危険な木の実もあります。次の3つの中から1つ選んでください。

  • 食べると破裂するハゼノキ
  • 食べると有毒なヒョウタンボク
  • 食べると虚脱状態になるムクロジ
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正解

2食べると有毒なヒョウタンボク

ヒョウタンボクの果実は真っ赤で、いかにもおいしそうですが有毒です。猛毒という表記もありますが、成分など詳しいことは不明なようです。「ドクブツ」「ヨメコロシ」など怖い別名も持っています。実が2つくっついてちょうど瓢箪の形をしていることからヒョウタンボクと呼ばれます。学名のキンギンボク(金銀木)は、白い花が時間とともに黄色くなり、白と黄色の花が入り混じることからつきました。

ハゼノキ、ヒョウタンボク、ムクロジ

(2)ヒョウタンボク: Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Alpsdake

ハゼノキの実は和ろうそくの原料として利用されています。果実を蒸して圧搾して木蝋を採取し、ろうそく以外に、坐薬や軟膏の基剤、ポマード、石鹸、クレヨン、化粧品などの原料として利用されています。日本では、江戸時代に西日本の諸藩で木蝋をとる目的で盛んに栽培されたとのことです。

ムクロジの実の種子はかたく、数珠や羽根突きの羽根の黒い玉の材料に使われています。果皮にはサポニンという成分が含まれており、水に溶かすと泡立つので、昔は石鹸代わりに用いられたといいます。ちなみに漢字の「無患子」は「病気を患わない」ことなので、手洗いで病気を予防したのは今も昔も同じようです。黒い果実の皮を漢方薬では延命皮と呼びますが、サポニンは有毒なので現在は服用はしないそうです。

参考リンク
Wikipedia「キンギンボク」
ガーデニングの図鑑「ヒョウタンボク」
赤い実のなる木|食べられる&有毒な赤い果実22種まとめ
Wikipedia「ハゼノキ」
Wikipedia「ムクロジ」