新築住宅の木造率は?
日本の住宅に占める「木造」の率はどの位だと思いますか?
2014年に新しく着工された住宅の戸数は892,261戸。
さて、このうち木造住宅の比率は次のどれ?
- 32.1%
- 54.9%
- 80.5%
254.9%
国土交通省「住宅着工統計」によると、2014年の新設住宅着工892,261戸の内、54.9%が木造住宅。集合住宅の多くが鉄骨や鉄筋コンクリートで建てられているので、戸建て住宅に絞ると木造率はぐっと高くなります。
2008年の総務省調査によると、その時点で存在する住宅(住宅ストック)では、戸建ての93%が木造。もともと日本人は木の家に住んできたのですね。また、戸建てに占める木造率(着工戸数)を時系列で見ると、10年前の約80%から僅かではありますが増加傾向。安全、健康、経済性などいろいろな魅力がある日本の木の家を、見直す人が増えているのかもしれませんね。
参考資料
国土交通省:「木造住宅の現状」(PDF 130KB)
林野庁:平成26年度 森林・林業白書 参考付表 > 54.新設住宅着工戸数及び床面積
※非木造住宅の着工数は増減が大きいですが、木造住宅の着工数は比較的安定しており、木造率は、1990年に42.6%、2000年に45.2%、2010年に56.6%と増えてきています。
(2015.8 更新)
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