生物多様性条約はいつ生まれた?
生物多様性の宝庫と呼ばれている森林。では、世界が取り組む「生物多様性条約」が生まれたのはいつでしょう?
- 1992年、リオ・デ・ジャネイロ
- 2002年、ヨハネスブルグ
- 2008年、洞爺湖
11992年、リオ・デ・ジャネイロ
1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された「環境と開発に関する国連連合会議(環境サミット)」で、気候変動枠組み条約と共にうまれたのが、生物多様性条約(Convention on Biological Diversity)です。最近になって出てきた言葉という印象がありますが、1992年にはすでに国際的なテーマになっていたんですね。
この条約以前にもワシントン条約やラムサール条約などがありましたが、これらは絶滅のおそれのある野生動植物について特定の行為や特定の生息地のみを対象としていました。生物多様性条約では、生物の種や地域を限定せず、地球上の生物の多様性を包括的に保全することを目的としています。また、生物多様性の保全だけでなく、「持続可能な利用」を明記していることも特徴の一つです。
セヴァン・カリス・スズキ - 環境サミット1992 by now8p
1992年6月。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロで開催された「環境と開発に関する国連連合会議(環境サミット)」に集まった世界の指導者たちへ向けた、当時12歳の少女、セヴァン・スズキの有名なスピーチ。
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