森のクイズ No.75
CLTって何?
中高層木造建築の普及に向けて注目されている新建築用資材「CLT」、は何の略語でしょうか?
- Cascade Local Timber
- Cross Laminated Timber
- Complete Lumber Technology
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正解
2Cross Laminated Timber
CLT(Cross Laminated Timber)=直交集成材は、「ひき板を繊維方向が直交するように積層接着した木材製品で、厚みのある木製のパネルをつくることにより、断熱材や防火被覆を用いることなく、断熱性、耐火性や強度が高まることが期待できる」資材です。(平成26年版森林・林業白書より)
1995年頃からオーストリアを中心として発展し、欧米を中心に中高層木造建築物の壁や床に利用されており、近年になって各国での利用が急速に伸びています。日本でもここ数年、新たな建築用資材として注目を集め、2013年12月には「直行集成板」の日本農林規格(JAS)も制定。こうした新資材の普及に向けた環境整備や、公共建築物の木造化促進等により、国産材による「都市の木質化」への道がひらかれることが期待されます。
参考リンク
平成25年度森林・林業白書(平成26年5月30日公表)PDF
20P「4.中高層木造建築への道をひらく新技術が登場」
一般財団法人 日本CLT協会
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